お子さんにとって、歯科医院はどうしても「怖い」と感じてしまう場所です。
当院では、お子さんの恐怖感を少しでもなくすために、お子さんにやさしく声をかけながら、その子のペースに合わせて徐々に治療や健診に入れるようにしています。 いやがるからといって無理やりおさえつけて治療をすることは絶対にいたしません。 お父さん・お母さんにも十分にご説明しますので安心してお連れください。
当院では、月に1回定期健診を受けていただいています。毎回、お口の中の状態をチェックしたうえでお父さん・お母さんにも説明し、お子さんの年齢に合わせた歯みがき指導を行います。
ご家庭と歯科医師がともに連携を取りながら、お子さんの口腔の成長を見守っていきましょう。
当院では、月1回の定期健診のときにフッ素塗布を行っています。 フッ素は歯のエナメル質を強くしてむし歯を予防してくれるためのものです。
小さなお子さんの歯はとてもやわらかく、むし歯になりやすいので、歯みがきとフッ素塗布・定期的なお口のお掃除を行うことで、むし歯になりにくい環境づくりを目指しています。
6歳ごろになると、奥歯の永久歯(6歳臼歯)が生えてきます。この奥歯は溝がとても深く、歯ブラシが届きにくいので、むし歯になりやすいと言われています。
そこで、シーラントと言われる歯科用プラスチックを使って奥歯の溝を埋めることで、むし歯菌の侵入を防ぎ、むし歯を予防しています。
お子さんとのコミュニケーションを兼ねて、就寝前にはお子さん自身が歯みがきをした後に、仕上げ磨きをしてあげてください。仕上げ磨きは8歳頃まで行っていただくことが望ましいと考えています。
当院でも、お子さんに歯みがきの大切さについて理解を深めてもらい、8歳頃までには自分できちんと歯みがきができるように指導してまいります。