その口内炎は実は膠原病が原因かも??
こんにちは! 土日も診療の北戸田デンタルクリニックの米永です。
口内炎がなかなか治りにくいなあ、と思ったことはありませんか。
それが普通の口内炎だったら特に問題はありませんが、膠原病が原因かもしれません。膠原病とは体の免疫が異常で発症してしまう疾患で、関節、腎臓、神経など全身に影響を及ぼしてしまうということが挙げられます。特に女性に多いとされています。
治りにくい、あるいは繰り返す口内炎の原因に膠原病の可能性があることを今回はお伝えします。SLE(全身性エリテマトーデス)やシェーグレン症候群などは口腔内の病変を確認できることがあります。
SLE(全身性エリテマトーデス)は口腔内潰瘍ができて、赤くて、痛みを伴わなくて、口蓋に多いのが特徴的です。
一方、シェーグレン症候群の口腔内潰瘍は痛い、白い、口の前にできるのが特徴的です。
このように口内炎が治りにくいなあと思ったらぜひ「膠原病科」をぜひ受診してみてはいかがでしょうか?なかなか馴染みがない診療科だと思いますが、治療をするきっかけになるかもしれませんよ。
北戸田デンタルクリニック 048-422-9957