こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックです!

今回はお口の中の菌についてご紹介します

口腔内には多くの種類の菌があります。その一つに黄色ブドウ球菌があります。

黄色ブドウ球菌は、基本的には人間の鼻腔粘膜や皮膚に常在する菌で、強毒性の細菌です

この菌は多くの毒素や酵素を産生します。主なものはコアグラーゼ、カタラーゼ、溶血毒素、エンテロトキシン、TSST-1があげられます

よく食中毒の原因になるのは、エンテロトキシンですね。食品中で増加した黄色ブドウ球菌から発生するこの毒素を摂取してしまうと、食中毒になります。

近年ではMRSAが問題になっています。抗生物質であるメチシリンに耐性を持つ黄色ブドウ球菌です。治療が難しく、適切な治療が遅れると重症感染症のリスクがあります。

今回はお口の中の菌の一つ、黄色ブドウ球菌について解説しました。

ぜひ当院で口腔ケアをしっかりして菌の繁殖を防いでいただけたら、と思います!

北戸田デンタルクリニック 048-422-9957

医療法人赤坂会