こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!

今回は乳歯の時だからこそ気をつけるべき、虫歯の症状についてお話しせます。

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乳歯は生後半年ごろから生え始め、およそ2歳半くらいに生え揃い、前歯から奥歯の順番に生えていきます。

乳歯が成長しきって、その後永久歯が出てくるのは6歳ごろからです。

この時一番最初に生えるのは第一大臼歯といういわゆる奥歯で、乳歯が生える順番と大きく異なるのが特徴です。

6歳から12歳ごろにかけて乳歯と永久歯が混在し、13歳ごろには乳歯が全て抜ける方が多いです。

さて、乳歯は13歳で全て抜け落ちるといいましたが、

全て無くなるという事は、乳歯がどんなに虫歯だらけでも永久歯には影響がないという事なのでしょうか?

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結論としては違います。

乳歯の時にできた虫歯を放置してしまうと、乳歯の根元まで虫歯菌が達し、膿が作られます。

すると、根の下で成長していこうとしている永久歯にダメージが行き、エナメル質が作られないまま永久歯が出てきてしまうのです。

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これをエナメル質形成不全症といい、

中でもターナー歯と呼ばれる症状になると歯の表面に黄色がかった斑点が生じて、歯の色に違いが出てきてしまいます。

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また見た目だけでなく、エナメル質という歯の外側にある一番硬い層が壊れている状態のため、虫歯になるリスクも上がってしまいます。

これらの症状を防ぐためには子供の頃からの口腔ケアが必要不可欠です。

北戸田デンタルクリニックでは小児歯科にも力を入れて取り組んでおります。

お子さんの虫歯が気になる方は是非ご来院ください。

北戸田デンタルクリニック  048-422-9957

医療法人赤坂会