歯が抜けたまま放置するのはやめましょう!
土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの米永です。
皆さん歯が抜けてしまったり、転んだりしてしまった際に歯が抜ける(脱臼)してしまったことがあると思います。
その際、「まぁ抜けたけど他にもたくさん歯はあるからそのままでいいや」と思ってしまっていませんか?
今回は歯を抜けたまま放置することのデメリットについてお話ししてきたいと思います。
歯を抜けたまま放置することで第一段階で起こる変化としては抜けた歯の隣の歯が、抜けた歯が本来あった方に傾いてきてしまう事です。これを傾斜(けいしゃ)と言います
また抜けた歯と噛み合っていた歯が、噛み合いがなくなったゆえに上や下に伸びてきてしまうのです。これを挺出(ていしゅつ)と言います。
このように健康な歯が傾いてきたり、上下に伸びてきてしまうことで、本来は狭かった歯と歯の隙間が大きくなってしまい、食べかすなどが溜まりやすくなってしまうのです。すると虫歯になりやすくなりますし、何より見た目が悪くなってしまいます。
また本来当たるはずがなかった歯同士が接触することにもなり、噛み合わせがおかしくなったり、不自然な噛み合わせゆえに健康な歯が削られたり損傷したりすることにもつながります。
この不自然な噛み合わせをさらに放置すると噛み合わせに使う咀嚼筋と呼ばれる筋群や顎関節などにも機能障害が出てきてしまい、人間にとって1番大切な食を楽しむということや言葉を発することにさえ障害が出てくることになってしまいます。
このように、たかが歯が抜けただけと言って放置してしまうと、あらゆる面でデメリットが発生してしまうのです。これを防ぐためにも、普段の日常生活から歯磨きを徹底したり、定期的な歯科医院での検診が大切になってくるのです。
また歯が抜けてしまった場合でも、歯科医院でブリッジや部分入れ歯やインプラントなどの治療を受けることで歯の欠損を補うこともできます。
北戸田デンタルクリニックでは定期的な歯の清掃はもちろん、あらゆる歯の欠損に対する治療を行っています。お困りの際はご来院ください。
北戸田デンタルクリニック 048-422-9957