こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です

皆さんは補綴装置という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

補綴装置とは一般的な歯科治療で多く使われる入れ歯や差し歯、ブリッジや詰め物等のことを指します。

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簡単に申しますと、何かのきっかけで失った歯のスペースを埋めるために口の中に入れられる装置です。

このいわゆる「歯科の治療」で使われる装置以外にも口の中に入れて治療を行う装置は存在します。その中から何点かを紹介していきたいと思います。

1.Hotz

Hotz床は口蓋裂の症状を持つ乳児の哺乳障害を改善するために用いられます。

口蓋裂の乳児は裂に乳首がはまり込みうまく圧迫できないなどの理由から哺乳障害が起こります。

それを改善するために上顎にはめる装置をHotz床といいます。

これによって哺乳障害の改善はもちろん、顎発育誘導や裂の縮小効果も見込めます。

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2.バルブ型スピーチエイド

スピーチエイドは軟口蓋が短い患者さんに使用します。

軟口蓋が短くなると音が鼻に漏れてしまい、適切に声を発することができなくなるためそれを改善するために用います。

名前にあるバルブは鼻咽腔を閉鎖する機能を持ち、音が鼻に漏れないようにする役割を持ちます。

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3.パラタルリフト(軟口蓋挙上装置)

パラタルリフトは脳卒中や事故などによる頭部障害などによって軟口蓋の運動が低下してしまった患者さんに用いられます。

治療としては物理的に軟口蓋を適切な高さに上げて口腔と鼻腔を分離するための装置です。

この治療を行うことにより発音が明瞭になるのはもちろん、「食べ物が鼻に入ってうまく飲み込めない」などの症状も改善することができます。

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いかがでしたでしょうか。

他にも口腔内に装置を用いる治療としては、矯正で使われるヘッドギアなどもあります。

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歯科治療はただ歯を直すだけではなく、口の中、頭部全体、ひいては全身を対象に診療を行うものです。

我々北戸田デンタルクリニックは歯だけではなく、皆様の健康に貢献できる歯科治療を目指し努力して参ります。

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医療法人赤坂会