こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!

歯科予防大国・フィンランドでは、歯磨き、フッ素塗布と並んで、「キシリトールを食後に摂取すること」が、推奨されているのをご存知ですか?

100%のキシリトールガムを毎食後、5分噛む、ただそれだけで虫歯減少の効果が出るそうです。

 

日本では、その「キシリトール」は、生理学的機能などに影響を与える成分を含む食品として、「消費者庁長官」の許可を得て、「特定保健用食品」⇒「トクホ」と表示しています。

では、その、トクホのキシリトールは、一体どういう物なのでしょうか?

キシリトールは、天然の甘味料であり、特にイチゴやカリフラワーに多く含まれる成分です。

 

 

ガムやタブレットに含まれるキシリトールは果物や野菜由来ではなく、白樺や樫の木から抽出された物で、砂糖とほぼ同じ甘味で、カロリーは、女性にうれしい砂糖の75%です。

人の肝臓でも、一日当たり約15g作られているキシリトールですが、米国では、その安全性から、「一日にどれだけ摂取しても良い食品」として扱われているそうです。

食事をすると、虫歯の歯垢が酸性になり、歯のカルシウム等が溶け出します。これが、「脱灰」です。

キシリトールは甘味料ですが、虫歯の原因であるミュータンス菌に取り込まれても代謝されない為、虫歯の原因となる酸が全く発生しません。それどころか、脱灰によって歯から失われたミネラルを補給する、「再石灰化」を促進し、歯を丈夫で健康に保つ事に役立ちます。


良い事づくめのキシリトールですが、虫歯予防の効果は、最低でも、50%以上の含有で、それ以下は、効果が出ないそうです。

歯科医師は、もちろん、100%のキシリトールガムを推薦致します。

色々な味のキシリトールガムが販売されていますので、皆さんもお気に入りの味を見つけてみて下さい。

 

歯の痛みなどでお困りの際は北戸田デンタルクリニックをぜひご利用ください。

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医療法人赤坂会