小学生の夏休みの過ごし方で気をつけたい「夏休み虫歯」とは?|北戸田デンタルクリニック
こんにちは。土日祝日も診療している北戸田デンタルクリニックです。
いよいよ夏本番。子どもたちが楽しみにしている夏休みももうすぐ始まりますね。
小学生にとって夏休みは、普段できない体験ができる大切な期間。おでかけやプール、旅行など、たくさんの思い出を作ってあげたい親御さんも多いのではないでしょうか?一方で生活習慣の乱れが起きやすい時期でもあり、少し心配ですよね。
そこで今回は、親御さんにぜひ知っておいていただきたい「夏休み虫歯」のリスクと、虫歯を防ぐための工夫をご紹介します。
夏休みの過ごし方で増える虫歯リスク
「夏休み虫歯」とは、夏休み中の生活リズムの乱れや間食の増加によって虫歯になってしまう状態を指します。
- ●お菓子をダラダラと食べ続ける
- ●夜更かしして歯磨きをせず寝てしまう
- ●ジュースやスポーツドリンクを頻繁に飲む
こうした行動が重なることで、お口の中が虫歯になりやすい環境になってしまいます。
【ポイント①】おでかけ時の水分補給には「お茶か水をプラス1本」
暑い日の外出やスポーツ活動では、スポーツドリンクを持たせるご家庭も多いと思います。もちろん熱中症対策としては有効ですが、実はスポーツドリンクにはジュースと同じように多くの砂糖が使われており、虫歯の原因にもなります。
スポーツドリンクが虫歯になりやすいとはいえ、水分補給はしっかりしたいですよね。しかし、スポーツドリンクを飲む度に歯磨きをするのは難しい…。そこで当院がおすすめしているのが、「スポーツドリンク+お茶か水を1本持たせる習慣」です。
スポーツドリンクを飲んだあとに、お茶や水を飲むだけでも口の中の酸を軽減して、虫歯リスクを減らすことができます。
なぜスポーツドリンクで虫歯になるの?
甘いものを口に入れると、口の中のばい菌が砂糖をエサにして「酸(すっぱい成分)」を出します。この酸によって歯の表面が少しずつ溶けていくことを「脱灰(だっかい)」といいます。この状態が長く続くと、歯が弱くなり、虫歯ができやすくなります。
【ポイント②】ダラダラ食べを避けて、食後は歯磨きでリセット
夏休みは生活のリズムが崩れやすく、つい間食のタイミングが増えがちです。しかし、おやつやアイスをダラダラと食べる習慣は、歯を弱くし、虫歯を引き起こすリスクを高めます。
食事やおやつの時間はしっかりと区切り、食べ終わったらすぐ歯磨きをしてお口の中をリセットするようにしましょう。
それから、夜ふかしして歯みがきを忘れるのも注意が必要です。夜寝ている間は、唾液の量がぐんと減ってしまうので、虫歯になりやすい状態が続きます。寝る前は、どんなに眠くても必ず歯磨きをして虫歯予防をしましょう!
なぜダラダラ食べが歯を弱くするの?
私たちの口の中では唾液が、「脱灰(だっかい)」によって弱くなった歯を少しずつ元の強い状態に戻してくれています。これを「再石灰化(さいせっかいか)」と呼びます。しかし、「食べる時間」が長くなると唾液が働く時間が短くなり、歯が回復するチャンスを失ってしまいます。その結果、虫歯になりやすくなるんです。
【ポイント③】「歯磨きカレンダー」で楽しく習慣づけを
夏休みは、歯磨きの習慣づけに最適なチャンスです。
とくに共働き家庭では、日中の子どもの様子が見えづらいため、「ちゃんと歯磨きした?」という確認が難しいですよね。そこでおすすめなのが、「歯磨きカレンダー」の活用です。
食後やおやつの後に歯磨きができたらシールを貼るなど、ゲーム感覚で取り組める仕組みを用意することで、楽しみながら習慣化できます。
毎晩、親子でカレンダーを見ながら「今日の歯みがき、どうだった?」と振り返る時間も、コミュニケーションのきっかけになりますよ。
【ポイント④】北戸田エリアにお住まいの方へ|夏休み中の歯科検診をおすすめします
普段、学校や習い事で忙しい小学生も、夏休み中は時間に余裕ができるタイミング。ぜひこの機会に、北戸田デンタルクリニックでの歯科検診をご検討ください。検診をがんばったお子様にはお楽しみのガチャガチャをご用意しています!
- ●虫歯の早期発見・予防
- ●フッ素塗布による歯の強化
- ●歯並びやかみ合わせチェック
など、お子様のお口の健康を守るサポートを行っております。ご不安なことやご相談があれば、いつでもお気軽にご連絡ください。「夏休み虫歯ゼロ」を目指して、楽しい夏の思い出をたくさん作っていきましょう!
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