親知らずは高校生で抜歯すべき?放置した親知らずが歯並びと噛み合わせに与える影響とは|北戸田デンタルクリニック(戸田市)
こんにちは。北戸田デンタルクリニックのナオミです。
「親知らずは抜歯したほうがいいの?」「まだ生えてないけど大丈夫?」
このようなお悩みを持つ方は、意外と多いのではないでしょうか?特に、高校生お子さんを持つ親御さんや20歳前後の方は、今のうちに親知らずについて正しい知識を持っておくことが大切です。
今回は、親知らずの抜歯を検討中の方に向けて、親知らずが噛み合わせや歯並びに与えるリスクと抜歯の判断基準についてお話しします。
親知らずがまだ生えていなくても、噛み合わせに悪影響を及ぼすことがあります
「親知らずってまだ見えてないから、今は問題ないよね」と思っていませんか?実は、親知らずは“生えていなくても”奥歯に悪影響を与えることがあります。特に多いのが、
- ●「もともと噛み合わせが良かったのに、最近少し違和感が出てきた」
- ●「奥歯がうまく当たらない感じがする」
といった変化。これは、埋まっている親知らずが奥歯を押しはじめているサインかもしれません。
横向きに埋まった親知らずは特に要注意!
親知らずの中でも、横向きに埋まっているケースは要注意です。歯が正しい方向に生えてこないことで、
- ●もともと良かった奥歯のかみ合わせが悪くなる
- ●第二大臼歯を内側に押してしまう
- ●舌に刺激を与え続けてしまう
- ●全体の歯並びが少しずつずれていく
といった歯並びや噛み合わせへの悪影響を引き起こすリスクが高まります。しかも、自分では気づかないうちに「隠れた噛み合わせのズレ」が進んでしまうことも…。
(※「隠れた噛み合わせのズレ」について詳しくはこちら:親知らずが原因で噛み合わせが悪くなる?隠れた歯並びの問題とは)
では、親知らずはいつ抜歯するのがベスト?
親知らずを抜くタイミングで大切なのは、「症状が出る前に予防的に対処すること」です。20歳前後の段階で、親知らずがどんな状態なのかをレントゲンで確認しておくことが非常におすすめです。
- ●まだ生えていない親知らずがあるか?
- ●横向きに埋まっていないか?
- ●今後歯並びや噛み合わせに影響を与えそうか?
これらは、歯科医院でのレントゲン撮影で判断することが可能です。
高校生でも影響が出るケースも。親御さんも要チェック!
親知らずの影響は、早いと高校生の時期から現れることもあります。
- ●噛み合わせが急におかしくなった
- ●奥歯がずれてきたような気がする
- ●歯みがきがしにくい場所が増えた
こうした変化は、親知らずの位置や成長が原因である可能性があります。親御さんも、「まだ親知らずは生えてないから大丈夫」と思わず、定期検診でお子さんの親知らずの状態を確認することをおすすめします。
北戸田での親知らずの診断・抜歯のご相談は当院で!
北戸田デンタルクリニックでは、
- 親知らずの位置確認(レントゲン)
- 抜歯が必要かどうかの診断
- 横向きや埋まっている親知らずの抜歯対応
を行っております。「抜くのがこわい…」「まだ生えてないけど気になる」そんなお悩みも、どうぞお気軽にご相談ください。
【ご予約】
Webからのご予約はこちら
お電話でのご予約はこちら