硬口蓋と軟口蓋の違いって知っていますか??
こんにちは。北戸田デンタルクリニックの米永です!
今回は、「硬口蓋(こうこうがい)」と「軟口蓋(なんこうがい)」の違いについて、わかりやすくご紹介します。名前が似ていてわかりにくいですよね
口の中の「上あご」を舌で触ってみると、前方は硬く、奥に進むにつれて柔らかくなっているのがわかると思います。
この前方の硬い部分が硬口蓋、後方から喉の奥にかけての柔らかい部分が軟口蓋です。
硬口蓋は、主に上顎骨と口蓋骨という骨によって形作られています。食べ物を噛んだり、舌で食べ物を押しつぶしたりするときに、しっかりとした土台として働いています。
一方、軟口蓋は骨ではなく、いくつかの筋肉からできています。代表的なものには、口蓋帆挙筋、口蓋帆張筋、口蓋舌筋、口蓋咽頭筋、口蓋垂筋(全部最初に「口蓋」がついていますね!)があります。
これらの筋肉が協調して動くことで、飲み込むときに食べ物や飲み物が鼻の方へ逆流するのを防いだり、発音を助けたりしています。
また、歯科治療や口腔外科の分野では、硬口蓋を栄養する血管も重要です。
硬口蓋には、主に切歯孔から出る鼻口蓋動脈と、大口蓋孔から出る大口蓋動脈が血液を供給しています。特に大口蓋動脈は、口蓋部の外科処置を行う際に意識しておきたい重要な血管です。
普段何気なく使っている「上あご」ですが、実は骨・筋肉・血管が精巧に組み合わさり、咀嚼・嚥下・発音といった大切な機能を支えています。
鏡で口の中を見る機会があれば、ぜひ硬口蓋から軟口蓋へと続く構造にも注目してみてくださいね















