こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!

今回は皆さんの日々の生活に欠かせない関節についてお話しします。

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関節の種類は大きく分けて、

1.全く動かない「不動関節」

2.さかんに動く「可動関節」

3.わずかに動く「半関節」

上記の3種類があります。

まず不動関節はその名の通り動かない関節で、頭部の縫合や、我々が取り組んでいる歯と骨(上顎骨や下顎骨)との結合などを指します。

このように外部から内部の構造を守る骨としての役割を果たす部位に不動関節は見られます。

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次に可動関節は肘や肩、足首などいわゆる動きを行う関節に見られます。これは1番名前から構造がイメージしやすいものだと思います。

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では最後の半関節とは体のどの部位に存在するものでしょうか?

結論から言うと半関節とは骨にクッションの役割を担ってもらう部位に見られる関節です。

例を挙げると、まず椎間板が半関節に当てはまります。

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椎間板は背骨に存在する脊椎の間に存在する部位で、座ったり立ったりする際に背骨にダメージが行かないよう衝撃を吸収するクッションの役割を果たしています。

このような役割をする椎間板がもし不動関節だったら痛みを吸収できません、またもし可動関節だった場合背骨が思わぬ方向に行ってしまうなど不都合が生じます。そのため椎間板は半関節であると理解できると思います。

最近よくテレビやラジオなどで耳にする脊柱管狭窄症とは、まさにこの椎間板がすり減ることで脊椎に異常が生じる病気の事です。

他に半関節と言えば仙腸関節があります。仙腸関節とは骨盤に存在する関節で、仙骨と腸骨の間に存在するので仙腸関節と呼ばれています。

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この仙腸関節がクッションの役割を果たすのは女性の妊娠、出産の時です。

赤ちゃんは女性の子宮内でどんどん成長していきます。その骨盤にかかる負荷をわずかに動く仙腸関節が少しだけ広がることで女性の妊娠出産をしやすくしているのです。

以上のように骨と骨の間に存在する関節には部位ごとに様々な役割があります。

歯科で特に重要な顎関節においては、近年のスマホの普及から猫背になる人が増え、それに伴って下顎骨が前に出ることから関節がずれて顎関節症になる患者さんが増えています。

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顎から「カクンッ」と言うような音が聞こえ始めたら顎関節症のサインです。

お困りの際は当院北戸田デンタルクリニックにご来院ください。

北戸田デンタルクリニック  048-422-9957

医療法人赤坂会