こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です

皆さんがご飯を食べる時や会話をする際に必要不可欠な舌、舌はいろんな神経によって支配されています。

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特に、舌を動かす時、舌が触れたものを感じる時、味を感じる時などすべて神経が異なってきます。

さらに舌の前後によっても感じる神経は違います。それらを全て確認してみましょう。

1.舌を動かす時(運動)

舌を動かす際に感覚を支配しているのは舌下神経です。舌下神経は12対ある脳神経の1つで第12脳神経とも呼ばれます。

2.触れたものを感じる時(知覚)

触れたものを感じる際には舌の前2/3と舌の後1/3とで感じる神経が異なります。

舌前2/3は舌神経、舌後1/3は舌咽神経が支配しておりさらにその後は迷走神経が支配しています。

舌神経は下顎神経の枝ですが、テストなどで舌前2/3の神経支配を聞かれた際に下顎神経と答えると×になってしまうので気をつけましょう。

3.味を感じる時(味覚)

味を感じる際にも舌の前2/3と舌の後1/3とで感じる神経が異なります。

舌前2/3は鼓作神経、舌後1/3は舌咽神経が支配しておりさらにその後は迷走神経が支配しています。

鼓作神経は顔面神経の枝ですが、これも先程と同様テストなどで神経支配を聞かれた際に顔面神経と答えると×になってしまうので気をつけましょう。

まとめると以下のようになります。

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いかがでしたでしょうか?皆さんの生活に必要不可欠な舌にこんなにもたくさんの神経が関わっているのは意外だったのではないでしょうか、感じる種類や部位によっても異なるのは他の器官にはない特徴です。

北戸田デンタルクリニックでは歯はもちろん、舌の不調にも対応いたします。

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