こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!

食べ物を消化するのに不可欠な唾液、この唾液がどこから分泌されるかお話します。

まず唾液腺には大きく分けて2つあり、大唾液腺と小唾液腺があります。

今回は大唾液腺についてまとめていきます。

まず大唾液腺は3種類あり、耳下腺、顎下腺、舌下腺があります。

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耳下腺は唾液腺の中でも最大のもので、脂肪細胞が豊富です。また、唾液の性質は純漿液性で、サラサラした唾液が出てきます。

開口部(唾液が出てくるところ)は耳下腺乳頭という臼歯部付近の頬粘膜にある突起部です。

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次に顎下腺は大唾液腺のなかでも最大の分泌量を持つ唾液腺で、液性は漿液性優位なのが特徴です。

また大きさは一般的に梅の実くらいの大きさといわれており、皮膚の上からでも容易に輪郭を確認できます。

開口部は前歯の下にある舌下小丘です。

次に紹介する舌下腺も一部は舌下小丘に開口しています。

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最後に紹介する舌下腺は、大唾液腺の中で大きさと分泌量が最小の唾液腺で、液性は粘液性優位です。

舌下腺管が口腔底の粘膜下を走行しているので、口腔内から指で舌下腺に触ることができます、皆さんも確かめてみてはいかがでしょうか?

開口部は2つあり、先程述べた舌下小丘と舌下ヒダがあります。

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以上が3種類ある大唾液腺についての説明でした。

そんな普段当たり前のように機能している唾液腺たちは感染症によって機能不全におちいったり、結石によって詰まりが発生したりします。このようになると、分泌する唾液の量が減ることで、口腔乾燥(口の中の乾燥)やう蝕(虫歯)の原因になってしまうのです。

日頃から歯はもちろん唾液にも気を配って過ごしてみて下さい。

北戸田デンタルクリニックでは様々な口腔衛生治療に取り組んでおります。

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