歯の神経、抜く?抜かない?
こんにちは、土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックです。
最近めっきり寒くなりましたね。
北風で歯がキーンとする経験、ございませんか?
知覚過敏や虫歯で歯の痛みがあり、神経を取りたいとおっしゃる患者様がいらっしゃいます。
しかし「歯の神経をとる」ということは、それなりにリスクがある処置であることをご存知でしょうか。
今回は歯の神経についてお話ししたいと思います。
神経の役割は主に2つあります。
ひとつは、痛みや、温かさ、冷たさを脳に伝える役割。
ふたつめは、神経には血管があり、それにより歯に栄養供給を行う役割。
虫歯や知覚過敏などで歯の神経を取ると必然的に栄養供給が行われなくなります。
すると大地から水を得ていた木が水を得なくなるのと同じように枯れ木になってしまうのです。
枯れ木になった歯は当然脆くなってしまうため、歯が割れやすくなってしまうリスクもあります。
口腔内がこのような神経を抜いた歯ばかりになってしまうと歯全体の寿命が短くなるだけではなく、割れた際に抜くことになり、最終的には噛む力が衰えてしまうでしょう。
噛む力についてはこちらの記事を読んでみてくださいね🔽
https://kitatoda-dc.com/blog_clinic/3034
神経を取ればもちろん痛みや、しみたりもおさまりますが
将来的に見るとあまり賢明な判断とは言えません。
歯の神経は取らずになるべく多く残していくのが理想です。
また歯の神経は複雑な構造をしており、殺菌消毒をしながら治療をしたとしても再治療が必要になる可能性も高いです。
虫歯が大きくなると必然的に歯の神経を抜く治療の回数も増えてきてしまうため
当院で欠かさず予防しましょう🦷🪥
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