あのPCR検査じゃない⁉︎歯科にもあった「PCR」!
こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!
皆さんはPCRと聞いて何を思い浮かべますか?
多くの方は昨今の新型コロナウィルスで用いられたPCR検査のことを想像されると思います。
ですが皆さん思われるPCRとは違うPCRが歯科の分野に存在しております。
それは、
Plaque Control Record (プラークコントロールレコード)と呼ばれるものです。
このPCRは1972年にO’Leary(オレリー)によって提唱されたもので、口腔清掃状態、いわゆるプラークコントロールの状態を評価する指標として用いられております。
PCRを見る際、重点的に確認するのは歯頸部と呼ばれる歯と歯肉の間の部分です。
この歯頸部縁上のプラークが歯肉の炎症を引き起こし、歯周病や歯肉炎と言った病気に繋がる原因となります。
そのため注意が必要という事で実際に指標として用いられています。
具体的な測定手順としては、
まず歯に染料を塗り染め出しを行います。
その後、1つの歯を4つの面に分けてどこにプラークがついているかをチェックします。
そして最終的に紙面の何%にプラークが付着したかを計算します。
20%以下が理想とされていて、プラークコントロール良好であると考えられます。
新型コロナウィルスのPCRはもちろん重要ですが、歯のPCRも健康維持には必要不可欠です。
北戸田デンタルクリニックでは
PCRで重要視されているプラークコントロールにつながる歯磨きの指導や、歯肉炎、歯周病の治療に積極的に取り組んでおります。
お困りの際はぜひご来院ください。
北戸田デンタルクリニック 048-422-9957