歯がグラグラし始めたけど、これって病気?
こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!
今回は皆さんが一度は経験したことがあるであろう歯がグラグラする状態についてお話します。
一般的に歯がグラグラし始めると言う事は歯が何らかの病気にかかっていることが多いです。
よくある事例は、歯周病にかかり歯周ポケットに起きた炎症が顎の骨まで及んで骨が溶かされ、歯がグラグラしているといった状況です。
このように歯周病によって歯がグラグラする事を図る指数を「歯の動揺度」といいます。この動揺度は0度から3度の4段階に分けられ数が増えるほど深刻さが増えます。
特に一番深刻な3度の動揺度になると多くは、骨吸収が起こっている場合が多いため抜歯の措置を取る事もあります。
このように自分の歯を守るための指針として動揺度と言う指針があります。
ではすべての歯がグラグラする現象はこの動揺度に当てはまるような、歯周病によって引き起こされるのでしょうか?
実はそうではなく健康な状態であっても歯が少しグラグラする「生理的動揺」と呼ばれるものがあります。
これは歯に特に異常がないけれども歯を構成している歯根膜が持つ、クッション性によって生じる動揺で健康には特に影響はないのでご安心ください。
では歯周病による動揺と生理的動揺はどのように見分ければ良いのでしょうか。
これは直接歯科医院に行き実際に動く幅を測り測定する必要があります。
自分の大切な歯が歯周病かどうかを見分けるためには必要不可欠ですね。
デンタルクリニックでは歯周病予防、歯周病治療に積極的に取り組んでおります。
お困りの際はぜひご来院ください。
北戸田デンタルクリニック 048-422-9957