意外と知らない?歯科の麻酔!
こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です
皆さんは歯科の麻酔にどんなイメージがありますか?
多くの方は痛くて怖いというイメージがあると思います。ですが麻酔は歯の治療においては必要不可欠です。
今回はその麻酔について詳しくお話しようと思います。
歯科医院で用いられる麻酔としては大きく分けて3種類あり、表面麻酔、浸潤麻酔、伝達麻酔です。これはすべて局所麻酔と言われるものでよく医療ドラマなどで見る意識を失うタイプの全身麻酔とは異なります。そのため歯科医院の治療では当日に手術を終えそのまま帰宅することができます。
1.表面麻酔
表面麻酔は主に注射をする際の痛みの軽減に使われます。それ以外にも口腔内に腫瘍などがありそれを切開して処置する場合などに用いられる麻酔です。
大体10分から20分ほどで効果が切れるものです。
2. 浸潤麻酔
浸潤麻酔は最も歯の治療で用いられる麻酔で、痛みを取りたい部分の歯肉に注射をします。いわゆる神経を抜く治療や抜歯の際によく用いられ、針が刺さる際は少し痛みを伴います。特に粘膜下注射よりも骨膜下注射の場合は特に痛みが大きくなります。
ですが近年針が細くなるなどしてその痛みは改善されつつあるのでご安心下さい。
3. 伝達麻酔
伝達麻酔は浸潤麻酔よりも広い範囲に麻酔を聞かせたい場合や麻酔が効きにくい場所に用いられます。
特に神経の出入り口となる下顎孔やオドガイ孔などに注射をします。その中でも特に下顎孔は麻酔が効きにくい場所であるため下顎の親知らず抜歯の際にはよくこの伝達麻酔が用いられます。
これらの麻酔は歯科治療においては必要不可欠です。特に抜歯や抜髄の際には治療の痛みを和らげるために用います、皆様に安心して歯科治療を受けていただけるよう努力して参ります。
歯の痛みなどでお困りの際は北戸田デンタルクリニックをぜひご利用ください。
北戸田デンタルクリニック 048-422-9957