こんにちは!土日祝日も診療の北戸田デンタルクリニックの院長、米永です!今回は歯科に関係する神経とその周辺の骨や孔について簡単にまとめてみたいと思います。

まず、頭に分布する神経の中に三叉神経という重要な神経があります。

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この三叉神経は、頭蓋骨の孔を通って顔面に広がります。その中でも、「上眼窩裂」を通る「眼神経」は眼の周りの感覚を担当し、「正円孔」を通る「上顎神経」と「卵円孔」を通る「下顎神経」はそれぞれ上顎と下顎の感覚を制御しています。

さて、神経の通り道となる骨として、特に重要なのが「上顎骨」と「下顎骨」です。上顎骨は頭蓋を構成する骨の一部となっています。

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下顎骨は直接頭蓋を構成する骨とつながっているわけではなく、関節円板を介して関節を作っています。

これらの骨と孔は、歯科治療において大変重要な役割を果たしています。例えば、歯の抜歯やインプラント治療の際には、下顎骨の密度や形状を考慮する必要があります。

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特に下顎神経の中の「下歯槽神経」は、下顎骨の内部に分布しており、「下顎孔」という穴から下顎骨に侵入し「下顎管」を通って「オトガイ孔」から再び外に出ます。

特に親知らずの抜歯等の際には傷つけないよう注意深く治療にあたる必要があります。

神経損傷を防ぐためにも神経孔の位置を正確に把握することが、安全で効果的な治療につながります。

これらの解剖学的知識は歯学部の6年間の勉強で学ぶものです。

まだまだこれら以上に複雑な骨や孔、神経の名前を覚えてきましたが、解剖学の知識を理解することで歯科治療におけるリスクを最小限に抑え、患者さんの口腔の健康を守ることができるのです。

当院に勤めている歯科医師は皆、歯学部で学び、国家試験での学びの発揮、そして合格を経て、患者さん皆様の治療に取り組んでいます。安心してご来院下さいませ。

北戸田デンタルクリニック 048-422-9957

医療法人赤坂会